大衆酒場 酒呑んで飯食って 蛙之介(のすけ)野毛店

大衆酒場 酒呑んで飯食って 蛙之介(のすけ)野毛店

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みなとみらいに用事で行ったあと、一杯どこかでやってから帰ろうと『大衆酒場 酒呑んで飯食って 蛙之介(のすけ)野毛店』に立ち寄った。

最初は野毛のメイン通りで店を探していたが、優柔不断で通りを抜けてしまい、大通り沿いの場外馬券場の横にある『のすけ』という暖簾に惹かれてジャケ買いで入店した。

外観や立地から想像していたのは場外馬券場帰りの汚いおやじが集うみせを想像したが、中に入ってみると、客も店員もイケイケの若者で、場違いだったかなと一瞬引いてしまった。しかしここで帰るのも失礼なので一杯だけ飲んで帰ることにした。

しかしカウンター席に着くと、どの席も酎ハイが入った風呂屋のケロリンの桶から、柄杓で洗面所のプラカップに注ぎながら酒を飲んでいるので、私もうっかり、ケロリンの桶でそば茶割りを注文してしまった。桶には1.8リットルも入っているらしく、一杯飲んで帰るどころではなく覚悟を決めた。

まず、イチ押しメニューっぽい肉豆腐を頼んだ。肉豆腐は柔らかく煮た筋肉と味の染み込んだ豆腐を皿に盛って出してくれるのだが、めちゃくちゃ美味い。追加で低温調理されたレバ刺し、アジフライ、焼きそば、おっぱい(チャーシューの目玉焼きのせ)などを頼んだが、全部美味しかった。

ケロリン桶の酒を空けて、つまみをたらふく食べて、結局大満足であった。店員さんも、他のお客さんも人懐っこく、おっさんでも居心地がよかった。帰り際に次回から持っていると裏メニューが頼めるというカードを貰ったのでまた訪れたいと思う。

中村ぱんすけ

東京都出身。クリエイティブ職に憧れ工学部系の大学を中退し、ディスプレイデザイン会社でアルバイトをしながら専門学校でデザインを学ぶ。2003年に広告デザイン会社に入社。現在も在職中。趣味は旅行と食べ歩き。

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